(独立行政法人)森林総合研究所の平成15、16年度森林現況図作成事業 |
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京都議定書(COP3)による地球温暖化防止に関して、我が国には6%の二酸化炭素削減目標が課せられました。また、COP7では植林などの森林管理による二酸化炭素吸収量を1990年排出量から上限1300万炭素トンを差し引きすることが可能となりました。これは森林の吸収が大きい場合、総排出量の最大3.9%まで削減できることを意味しています。そこで正確な日本の森林の変動による二酸化炭素吸収量を算出するためにデジタルオルソフォトマップの作成が急務となりました。システムハイデントもこの事業に加わっています。 |
デジタルオルソフォトマップの概要 |
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空中写真(左)を基にしてGISソフトを活用した新手法により、高精度・高品質のオルソフォト(右)を短時間で大量、安価に製作可能にしています。
<オルソ写真の原理>
航空写真を撮る場合、地形・建物などの高低差、レンズの歪みなどで不正確さを無視できません。航空写真を地図として使えるようにするには、歪みを取り除いて、全てのポイントを真上から見たように補正する必要があります。 |
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実際の撮影写真 |
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幾何補正による正射投影(オルソ)写真 |
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空中写真 |
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オルソフォト |
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