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ジオマテックス系情報処理
株式会社システムハイデント > ジオマテックス系情報処理 > LMF処理(Local Maximum Fitting)について

 
局所最大値フィッティング処理 拡張ツールキット

広域地球観測衛星の時系列衛星データ(NOAA 衛星AVHRR、SPOT 衛星Vegetatoin、Terra・Aqua衛星MODISなどの観測データ)を対象に、雲・ノイズを除去するKALMFIT(Local Maximu Fitting with Kalman Filter)処理環境を、柔軟に、手軽に実現するためのソフトウェアツールキットです。
 
Local Maximum Fitting とは?
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ANDES プロジェクト( 独立行政法人 森林総合研究所・科学技術振興機構http://www.affrc.go.jp/ANDES/)により開発された、時系列衛星データの雲・ノイズの除去処理です。画素単位の時系列・適応的モデリング手法により各時点の画像が適正に再構成されます。LMF処理は、植生状況の研究でよく用いられるNDVI(正規化植生指数)だけでなく、NDIIで表される植生水分指数、中間赤外光の反射率、放射輝度温度などの処理も可能です。
 
オリジナルデータ → LMF処理後
オリジナルデータ LMF処理 LMF処理後
 
 LMF処理による処理例(1998年4月上旬)
処理前(左)は南九州全体と北九州の一部が雲(白色)で覆われていますが、LMF処理による再構成後(右)は雲の影響が取り除かれています。
 
NDVIだけでなく、NDIIや中間赤外、熱赤外バンドでも使えます。季節変化が無い地域、特に雲の影響を強く受ける熱帯地域で 有効です。
 
KALMFlex の特徴
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標準 的なPC クラスの計算機でも処理が可能
 従 来スーパーコンピューターレベルのハードウェア資源が必要とされたKALMFIT 処理を、複数のPC UNIX(Linux,Free BSD など)を活用することにより、手軽な電算機環境で柔軟に処理可能とします。OpenMP、MPIなどの並列実行環境は不要です(OpenMP、MPI環境 下でのLMF処理についてはご相談下さい)。
多様 な実行環境に柔軟(flexible)に対応
 GNU C/Fortran77 コンパイラ(gcc/g77)が実装されているシステムなら、基本的に導入可能です。PC UNIX 複数台による処理を推奨します。この際、計算機同士の性能はかならずしも同等である必要はありません。またCPU 能力によっては、1台で複数プロセスの同時実行を行うことにより、処理効率を向上させることも可能です。
KALMFlex の構成
 KALMFlex は科学技術振興機構により公開されているソースをベースに改修を施したKALMFIT 処理ソフトウェアと(株)システムハイデントにより開発されたプロセス処理単位分割・統合ツールの同梱パッケージとなっています。
 
 システムハイデントでは、LMF処理の役務委託や処理ソフトウェアの販売ならびに処理済みデータの販売を行っています。お気軽にご相談下さい。

連絡先
株式会社 システムハイデント
担当者 mitsuzuka@hi-dent.jp
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