インドネシアでは、毎年大規模な森林火災により広大な面積の森林が焼失しています。特に4〜5年おきに訪れる異常乾季には被害が大きく、さらに森林火災により生じた煙霧(ヘイズ)が、近隣諸国を含む広範囲に及ぶ住民の健康障害、航空、船舶等の航行障害を引き起こすなど、多方面に影響が出ています。
こうした問題に対する多面的、総合的なプロジェクトが日本国に要請されて、1996年4月から「森林火災予防計画プロジェクト」として5年間、その後2001年4月より第2フェーズが実施されています。
システムハイデントからは、地球観測衛星の技術を応用した火災早期発見・警戒システムの調査員・短期専門家として本プロジェクトに技術者を派遣しています。
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